ネットワークとトークン

OnWallet は XRP Ledger に対応しています。その独自の通貨である XRP と、その上で発行されたすべてのトークンです。トークンは、名前よりも誰が発行したかが重要です。

ネットワーク

ネットワークネットワーク ID用途ウォレットが使うサーバー
Mainnet0実際の XRP とトークン。初期設定。s1.ripple.com、次に s2.ripple.com
Testnet1練習用。XRP に価値はなく、フォーセットで配布されています。s.altnet.rippletest.net
Devnet2台帳の新しい機能。開発者向け。s.devnet.rippletest.net

ウォレット上部のネットワークバッジには、どのネットワークにいるかが常に表示されます。署名の前に、ウォレットはサーバーにどのネットワークかを問い合わせ、選んだネットワークでなければ拒否します。メインネットワークのアドレスとテスト用のアドレスは別のものです。

XRP と準備金

  • XRP Ledger のアカウントは、基本準備金である 1 XRP 以上を保有した時点で存在します。この 1 XRP は、アカウントが存在する間ロックされたままです。
  • アカウントが保有するトークン1つにつき、さらに 0.2 XRP がロックされます。
  • ウォレットは残高を利用可能(Available)とアカウント準備金としてロック中(Locked for account reserve)に分けて表示するので、送金できる額がわかります。
  • これらの金額を決めるのは OnWallet ではなく台帳で、バリデーターの投票で変更されることがあります。

トークン

トークンを保有するには、まずアカウントが、その通貨についてその発行者を信頼すると表明します。これがトラストラインです。OnWallet でトークンを追加するとトラストラインが作成され(「no rippling」設定付き。残高がほかの人の支払いの経路に使われないようにするためです)、0.2 XRP がロックされます。残高が 0 になればトークンを削除でき、0.2 XRP のロックが解除されます。

誰でもどんな名前でもトークンを発行できます。Ripple のものではないアカウントが発行した RLUSD という名前のトークンは、RLUSD ではありません。トークンの背後に誰がいるかを示すのは、発行者アドレスだけです。

確認済みの発行者

OnWallet には、各発行者が自ら公開しているアドレスと照合した、発行者の短いリストが組み込まれています。それらには確認済みバッジが表示されます。それ以外のトークンには発行者アドレスが表示され、発行者がドメインを公開している場合は、そのドメインが未確認として表示されます。

トークンネットワーク発行者発行者アドレス
RLUSD (Ripple USD)MainnetRipplerMxCKbEDwqr76QuheSUMdEGf4B9xJ8m5De
RLUSD (Ripple USD)TestnetRipplerQhWct2fv4Vc4KRjRgMrxa8xPN9Zx9iLKV
USDC (USD Coin)MainnetCirclerGm7WCVp9gb4jZHWTEtGUr4dd74z2XuWhE
USDC (USD Coin)TestnetCirclerHuGNhqTG32mfmAvWA8hUyWRLV3tCSwKQt

これらに似た名前(RLUSD、RIUSD、RLU5D)のトークンが別の発行者から来た場合は警告が表示され、追加する前に「これは別のトークンだと理解しています」(I know this is a different token)にチェックを入れる必要があります。

発行者にできること

トークンを追加するとき、ウォレットは発行者のアカウントを読み取り、わかりやすい言葉で伝えます。

  • 発行者がこのトークンを凍結できる(Issuer can freeze this token):残高が動かせないようにできます。
  • 発行者が回収できる(Issuer can claw back):アカウントからトークンを取り戻すことができます。RLUSD では、Ripple はこの両方を行えます。
  • 送金手数料(Transfer fee):発行者が保有者間の送金ごとに一定の割合(たとえば 0.2%)を受け取ります。RLUSD にはありません。
RLUSD の追加:確認済みの発行者と、Ripple が RLUSD を凍結・回収できるという事実。
RLUSD を追加する前にウォレットが表示する内容。

価格と練習用スワップ

  • ドル建ての合計残高は概算で、台帳自体のマーケット(AMM プール)の価格で計算します。台帳上に価格がないトークンは含まれません。
  • Testnet では、テスト用 XRP をテスト用 RLUSD にスワップでき、実際のお金を使わずにトークンを試せます。見積もりは最大 2% の価格変動を許容し、それ以上かかる場合は何も行われません。